性格診断との正しい付き合い方

無料の性格診断を選ぶには?登録・安全性・結果の見方

性格診断を始める前に、結果まで無料で読めるか、データがどう扱われるか、スコアからどこまで言えるのかを知っておくと安心です。評判や4文字のタイプ名だけでは、どのような診断かはわかりません。

8問または32問の診断を選ぶ

結果の表示まで無料か

質問には無料で答えられても、結果を見る段階で支払い、メールアドレス、アカウント登録を求められるサイトもあります。答える前に、結果ページの条件を確認しておくと無駄がありません。

OpenJungでは、回答から4組の傾向スコアと16タイプの結果表示まで、支払い・メールアドレス・登録は一切不要です。Open Extended Jungian Type Scales(OEJTS)をもとにした独自の改編版であり、公式のMBTI検査ではありません。

診断の範囲と採点方法を確認する

登録不要でも、データの扱いは分けて見る

採点、履歴の保存、アクセス解析、結果の共有はそれぞれ仕組みが異なります。OpenJungは端末内で採点を行い、研究へのデータ提供や任意の利用状況共有は初期設定でオフになっています。基本的なGoogle Analyticsは初期設定でオンですが、プライバシー設定からいつでもオフにでき、個人のスコアが送信されることはありません。

これらの任意設定をオフにしても、診断や結果の閲覧はそのまま使えます。なお、共有リンクのURLにはスコアが含まれ、リンクを知っている人は誰でも開けます。共用端末を使うときやリンクを送る前には、アドレスの中身を確認してください。

プライバシー設定を確認・変更する

8問と32問:使える時間に合わせて選ぶ

クイック診断は各指標2問ずつの計8問(約2分)、フル診断は各指標8問ずつの計32問(約5〜10分)です。時間は目安であり、回答の制限時間はありません。

まずは手早く大まかな傾向を見たいなら8問、日常のさまざまな場面を振り返りながら答えたいなら32問が向いています。ただ、質問数が多いからといって正確さが証明されるわけではありません。現在の改編版、8問版、翻訳版について、独立した妥当性検証はまだ公開していません。

現在の根拠と検証状況を読む

ここでいうユングの性格診断は何を測る?

「ユングの性格診断」を探して訪れた方は、サイトが実際にどの質問票を使っているかを確認してみてください。OpenJungはOEJTSの改編版によってE/I、S/N、T/F、J/Pの4組の傾向を示します。公式のMBTI検査ではなく、8つの認知機能を測定するものでもありません。

タイプや認知機能の記事は、理論上の用語を整理して紹介するもので、回答から特別な能力を検出した結果ではありません。たとえば思考の傾向スコアから推論能力の高さは判断できません。ほかのサイトの結果と比べる前にも、まず採点方法の違いを確認してください。同じ4文字でも、同じものを測っているとは限りません。

質問票・採点・改編内容を確認する

結果と実際の経験が違ってもかまいません

4文字のタイプ名より先に、4組のスコアを見てみましょう。パーセンテージは尺度上の位置を示す数字であり、そのタイプが正しい確率ではありません。最近の具体的な出来事をひとつ思い浮かべて、当てはまる部分とそうでない部分を比べてみてください。

おすすめの順位やなじみのある名前、公開されたソースコードだけでは、自分に合った診断かどうかは決まりません。結果は自分の考えを整理する手がかりにとどめ、医療上の診断や採用選考、交際を続けるかどうかの判断には使わないでください。

パーセンテージとタイプの変化を読み解く